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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第18章 こちら、アラシノ引越センター!


やっぱ…大野さんおもしろいな…
感覚が、普通の人と違うっていうか。

でも、俺は好きだなと思った。

「…しょーがねえやつ…」

西川さんは笑いながら、灰皿に置きっぱなしで火が着いたままの、大野さんのタバコをもみ消した。

「ニノちゃんも、遠慮せず吸いなよ」
「あ、はい…」

ちょっと緊張も解けたから、ケースからアイコスを取り出して加熱しはじめた。

机に突っ伏してた大野さんが顔を上げた。

「こたつ、あちい…」

笑いすぎて汗をかいてる。

足を掘りごたつから出すと、正座した。

「西川さん…」
「んー?」

酒蒸しの三つ葉を避けながら、西川さんが顔を上げた。

「俺、今までこの仕事が好きだ、なんて思って働いたことがないから、羨ましいです」
「お、おう…」
「…短い間になるかと思いますが…これからもよろしくお願いします」

そう言って、ペコリと頭を下げた。

俺もアイコスを置いて、慌ててこたつから足を出して、正座して頭を下げた。

「ちょ、ちょっ…ふたりとも、やめなよ!」
「俺も…そういうの、素敵だなって思います…」

そう言って西川さんの顔を見たら、みるみる真っ赤になった。

「よ、よせよ!照れるだろうが…」

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