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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第18章 こちら、アラシノ引越センター!


また俺、変な顔してたんだろうか…

「ご、ごめん…笑っちゃ失礼だけど…」
「いいって…笑えよ…」

ぐふって言いながら、二宮くんは下を向いてしまった。

「…仲いいんだな」
「え?」
「よかったよ…仲いいやつできて」

西川さんは嬉しそうに、お通しを食べ切った。
やっぱ、肉体労働するからこの時間は腹が減ってしまうようだ。

「いやさ…つなぎって聞いてたから。畑違いだしさ…正直、すぐ辞めるかと思ってたんだけどさ」

確かに、そう思われても仕方ない。
つなぎだって最初から宣言してるわけだし…

「最近、入ってもすぐ辞めるっていうのが続いてたからさ…」

そう言うと、おかわりの烏龍茶を襖を開けて注文した。

「ふたりとも、独身だっけ?」
「ええ…」
「俺はバツイチです」

ちょっとびっくりした顔で二宮くんが俺を見た。

「あれ?言ってなかったっけ?」
「うん…」
「へえ。大野くん、若いのにバツイチなんだ?」

西川さんも意外って顔してる。

「はい」
「実は俺もなんだよね」
「えっ…西川さんも?」
「おう若気の至りってやつ。今はさすがに再婚してっけどな。大野くんは、お子さんは居なかったの?」
「居ないですね。幸いでした」
「…ってことは…」

ちょっと探るような目で見られた。

「…ああ。カミさんが浮気しまして…」

ま、よくある話だよな。

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