第13章 BOY【N side】EP.6
上半身を支えてた智の手が突然離れていったから、また台の上に突っ伏した。
同時に、雅紀の手が激しく動き出して。
智の腰も激しく俺を突き上げる。
「いやあっ…だめっだめぇっ…」
「ニノちゃん、すごく可愛い…エプロンすごく似合うよ…」
雅紀が笑いながら耳元で囁いて、ちゅっと耳にキスをする。
「やぁぁ…ねえっ…も、出ちゃうからぁっ…」
なぜかエプロン汚しちゃうって思って、必死でイクの我慢してた。
もう先走りで、エプロンの前掛けの内側はぬるぬるになっちゃってるんだけどね。
「いいよ…そのまま出しちゃいなよ…」
「やぁ…だ…エプロンぅ…」
「そんなの気にしなくていいから…ね?イクときのかわいいお顔、見せて…ニノちゃん…」
甘い甘い声で雅紀が囁くから、あっけなく我慢するのをやめた。
だって、前も後ろも気持ちよくしてもらうの…サイコーに気持ちいいんだもん…
それも、俺のふたりの恋人にさ…可愛がって貰ってるんだもん…世界で一番気持ちいい…
「ニノちゃん…かわいいよ…大好き…」
「ま、さぁ…」
雅紀…すき…
「和也…すっげえ気持ちい…」
智…すきだよぉ…
「好きだよ…和也…」
ああ…しあわせ…