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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第13章 BOY【N side】EP.6


制服がだめなら、裸エプロンって
意味わからない。
子供かよ。

なのに…

「やっ…ねえ…だめ…ちゃんとできない…」
「できるよ…ほら…ちゃんと餡包んで…?」

雅紀からぎょうざの皮に餡を乗せて渡されるけど、後ろから智が…

「あんっ…だめっ…そこ、だめっ…」

足がガクガクして立ってられなくなるよぉ…

裸に白いフリフリのついたエプロンつけられて。
後ろから智の指が俺の中入ってる。
雅紀は餃子を器用に包みながら、それをじっとり欲情した目で見ている。

「やぁ…も、お…むりぃ…」

アイランドキッチンの作業台の縁に両手をついて、座り込んでしまいそうなのをなんとか耐えてる。

「支えて…智…もう、立てない…」
「ふふ…しょうがねえな…」

一旦指が中から出ていって、力が抜ける。
台に突っ伏してしまいたいけど、俺の前には綺麗に成形された焼いてないぎょうざが並んでて。

俺の包んだのなんてほんの数個で、ほとんど雅紀が包んだ。
ずっと、智に後ろからいじられてるから…

ずるりと肩から、フリフリのついたエプロンの紐がずり落ちた。

「さ…できた。焼くのはオーブンレンジに任せよっか…」

雅紀がオーブンレンジの準備をして、セットする音を聞いてたら、後ろからぶっといのが入ってきた。

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