第2章 今日の猫来井さん③
「あっ…にゃっ…にゃぁっ…」
ゆっくりゆっくりと俺のギンギンくんが和の身体に埋まりこんでく。
やべ…気持ちいい…
我慢できなくてくいっと腰を突き上げると、ぎゅっと和の中は締まった。
「にゃっ…気持ちいいっ…」
恍惚とした顔で、俺の上で腰を振り出した。
「にゃっ…あんっ…にゃっ…」
ベッドが振動でゆらゆら揺れる。
またたびをキメてる時の和は、いつもこうやって動いてくれるから楽チンでいい。
「あ…猫宮さん…気持ちよさそうですぅ…」
俺の口の中の猫来井さんがふるっと震えた。
「…猫来井さんも挿れて欲しいの…?」
「にゃっ…にゃあん…」
恥ずかしがって、手で顔を洗い始めた。
「わたくしは…わたくしは…まだ…その…」
こんだけ興奮してるくせに、最後の一線はまだ恥ずかしいと見える。
つっても、猫来井さんこの前までバージンだったからなあ。
まだ和みたいにはいかないよな。
「ふふ…まだ今日はこのあと仕事あるからね…無理はさせないよ…」
「猫本さぁん…」
猫来井さんは力が抜けたように、くたりとマットレスに座り込んだ。
そのままがばっと俺の首根っこにしがみついてきた。
「おわっ…」
「お優しいのですね…」