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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第11章 BOY【S side】EP.4


「ううん…」
「でも、汚いよ?翔…一緒にシャワーしようよ」
「このままがいい」

松本さんの匂いを…味を、感じたかった。
今までこんなこと、思ったことなかった。

「食べさせて…?松本さん…」

じっと見つめると、松本さんは微笑んで頷いてくれた。

「いい顔…」
「え?」
「その顔、すごくセクシーだよ。翔…」

ちゅっと額にキスすると、俺が舐めやすいように、体をソファに倒した。

「そのかわり…」
「え…?」

ズボンに手をかけようとしたら、松本さんの手が俺の手を握った。

「翔のも舐めさせて」
「えっ…そんな…」

事務所で、ケツの中洗うからシャワーしてきたけどさ…
でも、客が俺のを舐めるなんてこと、滅多になかったから、驚いてしまった。

「ほら、ズボン脱いで…俺に跨って…?」
「え…いい…俺はいいから…」
「なんで?一緒に気持ちよくなろうよ」
「で、でも…」

松本さん、俺のこと買ってるのに…
お金出してるのに…

「今日は…そんなこと考えないの」
「…え…?」
「一晩だけでいいから…ね?もちろん、お金は払うけどさ…翔も楽しもうよ…」
「松本さん…」

何も言ってないのに…
俺の気持ち、わかってくれる。

でも…だからこそ、俺がこの人を気持ちよくしたい。

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