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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第10章 もっと♡にゃんこわんこ


「もっと病院でかくして…他の先生入れたら、休めるのになぁ…」

翔がつぶやいたら、まつもとさんとかずは目を合わせて。
それからにやって笑った。

「翔くん。それ、いい考えじゃね?」
「へ?」


翔とまつもとさんは、そのあとお洋服を着て。
ぼくとかずにも着せると、キッチンに行って朝ごはんを作った。

なにやら、お仕事のお話してるみたい。

「ふふふ…さーとしっ…」
「にゃ?」

リビングのソファでぼくとかずは座ってあさごはんを待ってる。

「もしかして…相葉先生と松本さんとも、これから毎日会えるかもよ…?」
「ほんと…?」
「一緒に暮らせたらいいねえ…」
「そんなことできるの…?」
「もっとみんなで広いお家に引っ越せばね…」

そっかあ…
みんなで広いおうちに暮らして、毎日一緒。

「すてきだね。かず」
「え…?」
「みんなで一緒に暮らせたら…すごく、すてきだねぇ」

ふふってかずは笑った。

「うん…素敵だね。さとし…」
「うんっ」

ちゅってほっぺたにちゅうしてくれた。

「あー、すっきりしたあ。今日もがんばるぞお!」

頭を拭きながら、あいばせんせいがシャワーから戻ってきた。

「あ、やべ。会社に連絡しなきゃ…」

翔がキッチンから出てきて、スマホを取り出した。

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