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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第10章 もっと♡にゃんこわんこ


かずはベッドの上で座って、ボトルからお水を直接飲んだ。

「ふはぁ…そろそろみんなを起こさないと…」

かずが時計を見上げた。
あさの6時になってた。

「みんなお仕事行けるのかなあ…?」

だってさっきまでなんか…翔とまつもとさんもなんかしてたし、あいばせんせいはずっとぼくとかずと一緒に…

「さあ…でも、お休みするにしても連絡しなきゃね…?」
「れんらくぅ…?」

そっか、もちもちするんだ。
翔のスマホで。

ぼくわかった。

ベッドから降りると、翔のかばんからスマホを取り出した。
それを持って、寝室に戻るとかずはにっこり笑った。

「あら…さとしいいこだねえ…」
「うん!大人になったもん!」
「貸して。それ」

かずはスマホを受け取ると、なんかカシャカシャしてる。

「さとし、翔の腕まつもとさんに掛けて?」
「うにゃ?」
「そうそう。翔の腕に松本さんの頭乗っけて?そう」

カシャカシャすると、こんどはあいばせんせいの腕にねんねしろっていう。

「いいよいいよーさと、相葉先生にちゅーして?」
「にゃ」

ちゅうってしてるのをまたかずはカシャカシャした。

「ふふふ…いい写真撮れた…」

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