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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第10章 もっと♡にゃんこわんこ


きゅんって
お胸のあたりが、あったかくなった。

「かじゅ…」
「んー?」
「ちゅーしたい…」
「翔がじゃまでできないよ」
「オイ、邪魔とか言うな」
「ふふ…じゃあ、一緒に…」

ぼくの体の横に翔は降りてくれた。
それから顔をつきだすと、翔とかずが一緒にちゅーってしてくれた。

「んふふふ…」

もふっと翔がぼくのかたに顔をうずめた。

「…どうしたの?翔…」

かずが心配そうな顔してる。

「…なんでもね…」
「そう…?」
「でも元気ないね?うんこ出ないの?」
「ちげーよ…さとし。うんこは毎日出てる」
「そうなの?ぼくのかんちょーまだ残ってるよ?」
「だからちげーから」
「ふうん?」

でも、なんか元気ないなあ…

くるっと体の向きを変えて、翔に向き直った。

「…さとし…?」
「えっちする?」
「はあ?」
「えっちなことしたら、翔いっつも元気になる!」
「ば、ばかやろう…それじゃ俺、ちんこ大魔神みたいじゃないか…」

ちんこだいまじんってなんだろう…?

「ぶはっ…」

かずがうしろで大爆笑してる。
なにがそんなにおかしいんだろう?

「だいじょーぶだから…」

そう言うと翔は立ち上がって、おきがえのために寝室に入っていってしまった。

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