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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第9章 からふるどろっぷすす from ドラジェ ─dragee─


「まーさーきー…ティッシュ…」

ゴロンと智が雅紀の方へ転がった。
引き締まった小さいケツが見えた。
そのケツをするりと雅紀は撫でる。

「ああ…腹にいっぱい出てんじゃん…」

くすっと雅紀は笑うと、ティッシュで智の腹を拭いてやってる。

「で、どうだったの?潤のカワイコちゃんのお味」
「んー…ハーフサイズだけど…すっごい前立腺に当たって。硬いし…あんま、大きさ気にすることないと思うけどね…」
「智も相性いいんだ?」
「だってピンポイントに来るんだよお?」
「…俺のとどっちがいい?」

んふっと智が笑った。

「雅紀の…ずっと食べてないから、忘れちゃったぁ…」
「そーこなくっちゃっ」

雅紀はベッドから降りて床に立った。
復活したじゃじゃまるくんは、ピンと上を向いてる。

「はい、あーんっ」
「あーんっ」

天然コンビは、もう二回戦らしい。

「もお…元気ねえ…」

ニノが床に座りながら、こっちを見た。

「翔さん、潤は?」
「ん…気持ちよさそうな顔して寝てる…」

気絶した潤は、そのまま寝に入っているようで。
規則正しい寝息が聞こえてくる。

そっと前髪をどけて顔を眺めると、子供みたいに無邪気な顔をしてる。

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