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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第9章 からふるどろっぷすす from ドラジェ ─dragee─


「雅紀ぃ…なあ、智苦しそうだからちょっと止まってやれよ…」

潤の背中にキスしながら言うと、雅紀が苦しそうに顔を歪めた。

「は、早くしてっ…俺もう出るっ…」
「わかったわかった…ほら、智…」

潤の腰の下で苦しそうにしてる智を引っ張り出した。
ニノもちょっとどいてもらって…

「智ほら、潤の下。ここ入れんだろ?」
「ふにゃあ…?」

口の周りをよだれまみれにしながら潤の真下に体を入れた。
四つん這いになったままの潤が、智に覆いかぶさるような格好になった。

「あらあ…智もう…」

ニノがにやにや笑いながら、横から智の足を広げた。

「誰よ。すっかり準備したの…」
「ふ…俺…」

ニヤリと笑い返してやると、ニノは潤の顔を自分の方に向けて濃厚なキスをした。
手にはコンドームのパッケージを持ってて、ピリッと破って中身を出した。

「ほら…あそこに美味しそうなお口が開いてるから…潤のかわいい子挿れちゃえ」
「え…?」

ぐいっと潤のカワイコちゃんを掴むと、ささっとゴムを装着。
さすがプロ。早い。

ぽやんとした顔のままの智が、挿れやすいように腰を少し自力で持ち上げた。
ニノがゴムを被ったカワイコちゃんの先っぽを、智の可愛らしいアナルにつけてやった。
さっき嫌ってほど、ほぐしておいたからぬるぬるに出来上がってる。

「潤…早く…俺、欲しいっ…」
「…智っ…」

潤が腰をがつんと智にぶつけた。

「さと…し、挿れちゃった…ごめん…」
「潤っ…」
「も、あっ…だめっ限界っ!動くからっ…」

雅紀の腰がいきなり動き出した。

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