第9章 からふるどろっぷすす from ドラジェ ─dragee─
「雅紀ぃ…なあ、智苦しそうだからちょっと止まってやれよ…」
潤の背中にキスしながら言うと、雅紀が苦しそうに顔を歪めた。
「は、早くしてっ…俺もう出るっ…」
「わかったわかった…ほら、智…」
潤の腰の下で苦しそうにしてる智を引っ張り出した。
ニノもちょっとどいてもらって…
「智ほら、潤の下。ここ入れんだろ?」
「ふにゃあ…?」
口の周りをよだれまみれにしながら潤の真下に体を入れた。
四つん這いになったままの潤が、智に覆いかぶさるような格好になった。
「あらあ…智もう…」
ニノがにやにや笑いながら、横から智の足を広げた。
「誰よ。すっかり準備したの…」
「ふ…俺…」
ニヤリと笑い返してやると、ニノは潤の顔を自分の方に向けて濃厚なキスをした。
手にはコンドームのパッケージを持ってて、ピリッと破って中身を出した。
「ほら…あそこに美味しそうなお口が開いてるから…潤のかわいい子挿れちゃえ」
「え…?」
ぐいっと潤のカワイコちゃんを掴むと、ささっとゴムを装着。
さすがプロ。早い。
ぽやんとした顔のままの智が、挿れやすいように腰を少し自力で持ち上げた。
ニノがゴムを被ったカワイコちゃんの先っぽを、智の可愛らしいアナルにつけてやった。
さっき嫌ってほど、ほぐしておいたからぬるぬるに出来上がってる。
「潤…早く…俺、欲しいっ…」
「…智っ…」
潤が腰をがつんと智にぶつけた。
「さと…し、挿れちゃった…ごめん…」
「潤っ…」
「も、あっ…だめっ限界っ!動くからっ…」
雅紀の腰がいきなり動き出した。