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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第9章 からふるどろっぷすす from ドラジェ ─dragee─


「あーーーっ…」

潤の背中が限界まで反り返った。

「やっ…あ…動かない、でぇっ…!」
「もう無理っ…俺、もうっ…イクっ…」
「雅紀ぃっ…すごいっ…潤もっとおっ…!」

三人が折り重なってるのを、俺とニノは舌なめずりをするように眺めた。

「だめっだめっ…こんなのっ…ああっ…」

潤は涙とよだれを垂らしながら、背中を反らして全身で気持ちいいって叫んでるようだ。

「前も後ろも…最高だろ…?」

潤の髪を鷲掴みにして、耳元で囁いてやる。
ビクンビクン痙攣するように体を震わせる潤は、もう自分で体の制御ができないようだ。

「らめぇ…しょおっ…俺ぇっおかしくなるぅっ…」
「おかしくなれって…ここにいる全員が、潤のそれみたいんだから…」
「あっ…あっ…や…も…もおっ…きもちいっ…」

潤の顎から滴る汗を、舌で舐め取り。
そのまま舌を伝わせて、耳から首筋までを舐めしゃぶる。
ニノがそれに気づいて、潤の背中にキスを落としながら悪い顔をした。

おもむろに潤と雅紀が繋がってるところに手を伸ばすと、隙間に指を突っ込んだ。

「みーっけっ」

楽しそうにニノは、潤の陰嚢を掴んだ。

「やああああっ…無理っ…」
「あっ、も、だめっ潤すごいっやばいっもっ…ああああああああ!」

雅紀の動きが止まった。
ビクビクと震える雅紀は、信じられないって顔してる。

「なにこれ…やばすぎる…潤くん…」

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