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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第9章 からふるどろっぷすす from ドラジェ ─dragee─





潤の寝室は、みっちりと俺たちの吐息で満ち満ちている。

「も、もうっ…出ちゃうぅ…」

潤のか細い声が聞こえてくるけど、俺達の手は止まらない。

「はっ…やっ…あっ…あんっ…」

喘ぎ声の最後があんって…
しかも子犬の鳴き声みたいに可愛かった。

「な…なんだよぉっ!その可愛いのっ!」

雅紀が汗を飛ばしながら、四つん這いになってる潤に腰を打ち付け呻いてる。

「可愛すぎてっ…もう出ちゃうよっ…潤くんっ」
「はぁっ…っ…出して…」

潤が雅紀を見上げ…涙と汗でぐちゃぐちゃになった顔を向けた。

「なかにぃっ…出してぇっ…」
「潤くんっ…ああっもう、なんって可愛いんだっ…!」

雅紀の動きが激しくなった。
ベッドの上に乗ってる俺たちもその動きに合わせて、ゆらゆらと揺らめく。

「潤…気持ちいい…?」

右の乳首をしゃぶってたニノが蠱惑的な視線を潤に向けた。

「い…いい…和也ぃ…もっとぉ…」

ニノがニンマリしながら、今度はもっと下に潜り込んで左の乳首に吸い付いた。

「んぁあっ…いいっ…気持ちいいっ…」

潤がのけぞるから、その下に潜ってる智が苦しそうに抗議の声を上げた。

「んーーーっ!」

智の可愛いお口には、潤のカワイコちゃんが咥えられてる。

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