第9章 からふるどろっぷすす from ドラジェ ─dragee─
「えっ!?だって、どっちも気持ちよかったもん!搾り取られたしっ!」
あっけらかんと言われて、ニノはちょっと赤くなって苦笑いしてる。
「もう…おバカなんだから…」
「ええっ…ひどっ」
「まあまあ、だって、ニノも智もうまいんだからなあ。しゃーねえって。雅紀」
「ねー?そうだよねえ…って、なんで翔ちゃん知ってるの?」
きょとんとした雅紀に見られて、にっこり笑顔を返しておいた。
「だって、ナンバー2と3だぜ?うまいに決まってんだろ?」
「あ。そっかあ。翔ちゃんは賢いなあ」
おまえはホント素直だな。可愛いぞ。
「あー…だめだ…潤に会いたい…」
「…智…」
「だってぇ…潤のハーフサイズくんも食べたいよおっ…そんなこと聞いたら我慢できないぃ…」
「…まあそうよね…俺も…」
そう言って、ニノが俺と雅紀の顔を見てきた。
「俺もっ…潤のあの気持ちいい中…もう一回挿れたいぃ~!実は今日、あんま暇じゃなかったけど…潤から指名入らないかなって思って…来たんだよね…」
「おお…そうだったのか…」
「翔ちゃんも、会いたいでしょっ?そんな相性良かったんなら…」
実を言うと、さっきからウズウズしてんだよな…
潤をめちゃくちゃに抱きたくて…