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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第8章 遠別


君の足を開くと、俺自身にローションを垂らした。
塗り拡げる時間ももったいなくて。

そのまま君に覆いかぶさり、キスしながら。
君の中へ、ねじ込んだ。

「う…っ…ん…」

まだ充分じゃなかったけど…君の目に抗えなかった。

「ごめん…ちょっと、我慢、して…?」
「い…いい…から、もっと…奥…」
「待って…」
「あ…やめないで…そのまま…繋がりたい…」

腰の動きを止めようとしたけど、君の腰が俺を飲み込むように動く。

「あ…ああ…」

キツイ締め付けに、思わず吐息が漏れ出る。

「もっと…感じて…?」
「ん…気持ちいい…」

熱くて、焼け落ちてしまいそう
君の中は狭くて、どこまでも俺を包み込んで

根本まで君に埋まりこんだら、しばらく動けないほどの快感が来て。
ぎゅっと君を抱きしめて、落ち着かせた。

その間にも、君の腰は揺れ動いて。
ぐちゃりと音を立てて、もっともっととねだってくる。

「うっ…ぁっ…んっ…、うご、いてっ…」

こんな卑猥なことをしているのに。
君の声は、無垢で。

でもその表情は蕩けて…口元は極上の快感を求めて、唾液を垂れ流してる。

俺の頬を両手で包み込んだ。

「おねがい…うごいて…?」
「自分で…気持ちいいとこ、見つけな…?」

もっと、君の蕩ける顔が見たくて。
少し、意地悪したくなった。

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