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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第7章 大野の紋章~考古学者大野智の憂鬱~


そのままワンピースの裾をたくし上げると、スカートの中に手が入ってきた。
まっすぐに俺の熱くなってるアソコをギュッと握った。

「っひゃっ…」

思わず変な声が出るほど、気持ちよくて。
背中をゾワッと快感が走っていくから、思わず仰け反って。
離れた唇を執拗に追いかけてきて、濃厚なキスが続く。

自分だけ気持ちよくなるのが嫌で、ジュンフィスの腰布の中に手を入れて、同じように強く握った。

ビクリ、大きく波打って、くぐもった吐息が聞こえる。
すぐにジュンフィスの手が俺の手を止める。

「…シャトシ…だめだ…」
「なんで…触りたい…」
「すぐ出る…」

焦ったような声で言うと、少し動きを止めた。
枕元に置いてあるツボを手に取ると、小さな蓋を開けた。
そこに指を突っ込むと、とろりとした透明な液体がついてくる。

「あれ…それ…」

あのどどめ色のすごい匂いの薬じゃないの?
ジュンフィスは俺のワンピースを胸までたくし上げると、俺の足を開いた。

「触るぞ」

へ?って思ってたら、あそこに…後ろの口に、ジュンフィスの指が触れた。

そ…そうだった…そこ、使うんだった…

ぬるりぬるりと、指が襞の上を這う。
何度も何度も、ぬるぬるの液体を塗り拡げるように。

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