第7章 大野の紋章~考古学者大野智の憂鬱~
そのままワンピースの裾をたくし上げると、スカートの中に手が入ってきた。
まっすぐに俺の熱くなってるアソコをギュッと握った。
「っひゃっ…」
思わず変な声が出るほど、気持ちよくて。
背中をゾワッと快感が走っていくから、思わず仰け反って。
離れた唇を執拗に追いかけてきて、濃厚なキスが続く。
自分だけ気持ちよくなるのが嫌で、ジュンフィスの腰布の中に手を入れて、同じように強く握った。
ビクリ、大きく波打って、くぐもった吐息が聞こえる。
すぐにジュンフィスの手が俺の手を止める。
「…シャトシ…だめだ…」
「なんで…触りたい…」
「すぐ出る…」
焦ったような声で言うと、少し動きを止めた。
枕元に置いてあるツボを手に取ると、小さな蓋を開けた。
そこに指を突っ込むと、とろりとした透明な液体がついてくる。
「あれ…それ…」
あのどどめ色のすごい匂いの薬じゃないの?
ジュンフィスは俺のワンピースを胸までたくし上げると、俺の足を開いた。
「触るぞ」
へ?って思ってたら、あそこに…後ろの口に、ジュンフィスの指が触れた。
そ…そうだった…そこ、使うんだった…
ぬるりぬるりと、指が襞の上を這う。
何度も何度も、ぬるぬるの液体を塗り拡げるように。