• テキストサイズ

ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第7章 大野の紋章~考古学者大野智の憂鬱~


とぼとぼとベンチまで戻ると、なにやらベッドがスゴイ揺れている。

「あ…ああ~…ジュンフィス~!」
「さ…サクミルっ…やっぱ凄えっ…!」

なんか蚊帳が閉じちゃってるから、よく見えないけども…
あのシルエットは…
ばっちり、ヤッてるよね。アレ。

なんか下半身がもぞっとした。
さっき女官に触られちゃったから、勃ってるし…

「もお…やだ…」

男の人とセックスするなんて、考えたこともなかった。
だって、女の子なんて、ちょっと声かけたら引っかかるだろ?
↑オイ

それに、この人達、王族なんだから女の人なんか、いくらでもなんとかなるわけで…
なんで好き好んで男なんか抱くんだろう…
日本の戦国時代みたいに、女がいないってわけじゃないだろうに。

「ふう…」

諦めて、寝るしかなかった。
眠いし。

でも目を閉じても、聞こえてくる声…

「も、もっとっ…奥にっ…ジュンフィスっ…」
「サクミルっこのっ…スキモノめっ…!」
「ああっ…いいっ…こんなの初めてっ…」
「おおっ…何というケツなんだっ!」

煩い…野太い…声…

「気持ちいいかっ…サクミル!」
「うんっ…ジュンフィスっ…気持ち、いいっ…」

なんだよお…もおっ…
俺は眠いんだよおっ…!!

/ 831ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp