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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第7章 大野の紋章~考古学者大野智の憂鬱~


「私が先よ…」
「あら…私が…」
「ちょっ…何をするんですかっ!?」

女の人たちが、ワンピースの裾をまくりあげて、俺にまたがろうとしてくる。

横に居た人が、俺のアソコをがっしりと掴んだ。

「ちょっ…えっ…なに!?」

俺は、マツーオカ将軍に貰った服のままお湯に浸かってて…

「うわあ!」

スカートの裾が捲れ上がってて、アソコまるだしになってる!
しかも、勃ってるしっ…!

「し、静まれっ…俺っ…!」

そう叫んだ瞬間、女達の動きが止まった。

「あら…怒らないで…?」
「そうよ…ここは、女しかいないんだから、ちょっとくらい貸してくれても…ね?」

そういって俺のアソコを、きゅきゅっと擦った。

「あんっ…」

思わず感じちゃった…

「やだ…お可愛らしい…」

貸すって…ちんこのこと!?

「まっ…待って…!!」

押しのけようとするけど、両腕をがっしりと捕まえられて動けない。

「ヤダー!!ダーオカー!!」

思わず、俺を守ってくれると言ったダーオカの名前を叫んでしまった。

「おまえらっ!」

その時、誰かの声が部屋に響いた。

「なにを、俺より先に遊んでいるんだ!早く湯浴みをさせろっ!」
「きゃあっ…」

女達が一斉に俺から離れた。

「ごぶっ…」

お湯に落とされた俺は、思い切りお湯を飲み込んで、溺れてしまった。

案外深かった…!

「がぶううううっっ…」

もがいた瞬間、力強い手に腕を引かれた。

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