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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第1章 仄暗い奈落の底から -sequel -


シングルのベッドが軋む。

「あっ…あぁ…やっ…」

智の指が、俺の中をぐちゅぐちゅと掻き回す。

「嫌…?」
「あっ…やっじゃないからっ…」

臆病になってる智は、少し乱暴で。
ローションのボトルを取ると、俺のアソコにぶっかけた。

「ほら…握れよ…」
「やだ…恥ずかしい…」

いつも部屋の電気は消すのに、今日は消してくれなくて。
足を大きく広げて、恥ずかしい格好をじっと見つめられて。
身体の芯が熱くて、溶けそうになる。

「いいから、見せろ」

俺の手を取ると、強引に握らせて。

「あ…」

ぬるりとした感触に鳥肌が立つ。
俺の手の上から、智が俺を握り込んだ。

「ひっ…」

ぐちゅっと音を立てると、俺のアソコを扱き出した。

「んっ…う…」

安普請だから、声を上げられない。
必死に我慢しながら、込み上げてくる快感に浸った。

「いい…?和也…」
「ん…あぁ…出ちゃう…」

その瞬間、智が身体を起こした。

「入るからな」

さっきまで指が入ってたそこに、熱いものが充てられた。

「さとっ…待ってっ…」

まだ十分にはほぐれてなくて。
でも、智は待ってくれなかった。

「くっ…」

俺の中に、めり込むように智が突き入ってくる。

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