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僕は女の子になりたい【R18】

第3章 デートをしよう



「お部屋は三階にございます。お食事は準備が出来次第ご用意いたします」


淡々と告げられ、鍵を受け取ったシヴァと三階へ向かう

わざわざ食事に大移動だなぁと思ったユーリだったが、三階に着いて驚いてしまう

廊下はあれど、ドアが一つあるだけなのだ


「シヴァ様…あの、なんかイメージしていた飲食店と違うのですが…」

「完全個室なだけだ。周りを気にせず食事ができる」


焦ったユーリとは対照的にシヴァはドアの鍵を開ける

そして中を覗いてユーリはまたしても驚いてしまった

部屋は三階まるごと一部屋となっており、カウンターと同じように赤くぼんやりと灯りがついていた

隅には滝を再現したオブジェがあり、細く水が落ちている

天井には大きなシャンデリアがキラキラと輝く

そして一番目を引いたのは中央最奥にあるベッドだ

大きく、二人が寝ても寝返りがうてそうだった


「シヴァ様…食事をするのに何故ベッドがあるのでしょう…」


恐る恐る見上げると、シヴァは本日一番の笑みを見せる


「決まっているだろ。ここではユーリもたっぷり味わうからだ」

「んんっ」


すぐさま抱きしめられ唇を塞がれる

唇を割った舌は熱を持ち、あっという間にユーリを翻弄した


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