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僕は女の子になりたい【R18】

第8章 これからの二人



「まいったな。まだ昼間だと言うのにお前を抱きたくなった」

「シヴァ様ったら。我慢してください。今はお医者様に止められてます」

「そうだったな」


そう言ってシヴァはユーリの大きいお腹を撫でる

出産予定は二週間後だ


「また家が賑やかになりますね」

「あぁ」

「次は男の子みたいですね」

「ならその次は女の子でもいいな」


真面目なシヴァの声音に、ユーリはくすっと笑ってしまう


「シヴァ様、何人の子供をつくるおつもりですか」

「そうだな…。考えてはいないが、多すぎても面倒を見きれないな。お前を愛する事が生き甲斐だが…いつかはまた避妊を考えるしかない、か」


ユーリは頬を染める

自分の家庭を持ち、愛する人と幸せな日々を過ごす事ができる

毎日幸せだと感じていた


「シヴァ様…」


ユーリはシヴァの首に腕を絡ませ、キスをする

そんなユーリの体を気遣うようにシヴァの腕がユーリを支えると、二人は何度も何度もキスをした




この幸せな日々は永遠に――――





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