• テキストサイズ

僕は女の子になりたい【R18】

第1章 魔女の禁忌魔法



ディーンはシヴァの幼馴染みであり、第二部隊の隊長である

そのため、ユーリも十年前からの付き合いだ


「そうだ。レイラを呼ぶか?」

「あぁ、そうだな。ユーリに服を用意してくれると助かる」


ディーンの提案にシヴァが頷く

その提案にはユーリも跳び跳ねたいくらい嬉しかった

レイラはディーンの恋人だが、ユーリの友人でもあった

ユーリはなぜか女性の友人の方が多い

可愛いと愛でられるのが苦手なユーリだったが、レイラだけは唯一心を許せる友人である


ドアを開けてこそっとディーンを盗み見する

緑色の髪に、青い瞳が特徴的なディーンは、ユーリに気づくと小さく笑った


「出てきてはくれないのかい?」

「…ユーリ、何をしている」

「す、すみません!」


慌ててドアを閉めようとすると、足の長いディーンが近寄ってきてドアを押さえる

逆にドアを開け放たれてしまい、ドアノブを掴んでいたユーリは引っ張られるようにして控え室から出てしまった


「へぇ。本当に女の子だ。胸だけじゃない。髪が伸びるだけで印象が変わるね」


ディーンの青い瞳に見つめられ、ユーリはシヴァの後ろに隠れる

/ 239ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp