第3章 デートをしよう
「ユーリ?」
「あ、あの…確かに男の時はシヴァ様に強い憧れを抱いてました。でも…今は違うんです」
シヴァの背中に回した腕にそっと力を込める
「男に戻った時でもシヴァ様にドキドキしてしまうんです…。だから…私も性別関係なく…シヴァ様が好きです」
「ユーリ…本当…なのか」
「はいっ!」
ぎゅっと強く抱きしめられる
何度も抱かれてきたが、ここまで気持ちが通じたのは初めてかもしれない
「ユーリ…愛してる」
「私もです、シヴァ様」
そっとキスをする
最初はついばむようなキスだったが、自然とそれは深くなっていき…
「あっ…ダメです…シヴァ様…時間が…」
「ユーリが俺をあおったんだろ」
「そんなこと…ひぁっ!!」
挿入されたままの男根がビクンと跳ね、太さと硬さを取り戻していく
「やぁ…シヴァ様…またおっきく…」
「当然だ。もっとお前を抱きたいと思っているのだから」
「そんな…あぁん!だって、あん…あぁっ…毎晩して…るのに…あぁん!」
毎晩二回までの約束で抱かれていた
それなのに、シヴァは衰えることを知らない
本当に絶倫なのだとユーリは改めて実感した
「動くぞ」
「あっ…あぁぁぁん!!」
そしてユーリはすぐに気持ちよくなり、何も考えられなくなってしまうのだった