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僕は女の子になりたい【R18】

第3章 デートをしよう



「はぁ…はぁ…シヴァ様っ」

「ユーリ…今日も可愛かったぞ」


繋がったまま抱きしめられ、ユーリは嬉しくなる

シヴァはほぼ毎日ユーリを可愛いと言ってくれた

それだけで幸せである


「シヴァ様…好きです」


自分を抱き締めるシヴァを見上げれば、わずかに驚いたように瞳が見開かれる


「ユーリ…」

「好きです。愛しています…だから、もう、シヴァ様がいないと生きていけません…」


重い告白になってしまったが、それだけシヴァを好きだという気持ちが伝わればいい

そう思ってシヴァを見つめていると、何故かシヴァは小さくため息を吐く


「シヴァ様…」


この気持ちは受け入れてもらえないのかと不安が募る

だが、どうやら違ったようで…


「ユーリ、もうわかっているだろ。俺はお前が男だろうと女だろうと構わない。お前自身に惚れている」

「シヴァ様っ…」

「だが、お前は違うはずだ。女になった時だけ俺を好いていてくれてるんだろ」


そう言われて初めて女になった日の事を思い出す

あの日の言葉をシヴァはしっかり覚えていたのだ


「だからユーリ。俺とお前の惚れてるは少し違う」

「ち、ちがくないです!」


遮るようにユーリは首を横に振っていた


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