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僕は女の子になりたい【R18】

第3章 デートをしよう



それ以外にも変わった事があった

まずはユーリという存在の認識だ

既に噂で広まっていたが、騎士団の各隊長が集まる会議の中で正式に公表された

そして論点になったのはユーリの居住区だった

ユーリの部屋は男子寮だ

当然元は男だからそこを利用するべきだが、風呂に入れる時間が限られてしまう

しかし、魔法で女になってるとはいえ、女子寮の風呂を利用するのは抵抗感を持つ女性が出てくる、というのだ

結果、各隊長及び団長が出した答えはシヴァの部屋のシャワーを利用する、ということだった

シヴァの隣にユーリの部屋はあるが、もう反対の部屋はいつの間にか空室になっている

夜眠れないという苦情があったらしいが…それを知っているのは限られた人だけだった


そして、ユーリの制服をレイラが作り直してくれたのだ

突然の変化に対応できるよう、胸には余裕を持って布があてられている

男の時はリボンを絞れば平らな胸にぴったりで、リボンをほどくと膨らんだ胸にぴったりなのだ

これにはユーリも感心してしまった


そして、それから更に三日が経過した頃、あの方たちが姿を現したのだった


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