第2章 魔女の逃亡
くちゃっと指が動くとユーリは何とも言いがたい快感に襲われた
「ユーリ、昨日より随分感じやすくなったな」
「あん…あっ、シヴァ様ぁ…」
「指一本では物足りないだろう」
「あぁっ!!」
指が増やされたと思ったら、それが勢いよく中でバラバラに動き、かき回す
堪えきれない快感の波から逃げることを許さないシヴァの手に、しっかりと腰を掴まれていた
「シヴァ様っ…だ、ダメぇっ…!そんなに、激しく…したら…!」
「何を言う。吸い付いて離さないのはお前の方だろ」
「やぁぁん!!」
ぐちゃぐちゃと激しく中をかき回され、蜜が飛び散る
シーツが汚れる事を気にしていないのか、シヴァの指はユーリを絶頂へ誘おうと激しく動いていた
「ら、らめぇっ!……んんっ!」
唇を重ねられ、舌を絡めとられると、声にならない喘ぎは熱い息となって吐き出される
「はぁっ…んんっ…んぁっ!!」
上も下もかき回され、溶かされてしまう
筋肉質のその体に抱きしめられ、ユーリはもっと興奮した
どれだけ愛撫されたのかわからない程、蜜を溢れさせ
意識が朦朧とした頃
ついにユーリは耐えきれずに絶頂に達した
「あぁぁぁん!!」
ビクン!と大きく反り返り、胸がシヴァの目の前で大きく揺れる
白い喉からは苦しそうな、それでも気持ちよさそうな喘ぎ声が漏れていた