第2章 魔女の逃亡
「どうした。見られただけで感じたか。シーツがびしょびしょだ」
「やぁ…いじわる…しないでくださ…」
ユーリはいやいやと首を横に振るが、シヴァは嬉しそうにユーリを見下ろすだけだった
ユーリの恥じらう姿が、蜜を溢れさせるあられもない姿が可愛いくて、シヴァは笑みを隠せないでいた
自分の愛撫に感じ、こんなにも秘部をヒクつかせているのだ
早く己の熱を中で発散させたいが、昼間の一方的な情事を思い出し、わずかに冷静になる
「しっかりほぐさないとな」
「ひやぁんっ!」
不意に蜜をすくわれ、ユーリは大きく声をあげてしまう
「ユーリ。声は抑えるんだ。隣の奴が可哀想だろ」
「そんな…だってシヴァ様…」
「ほら、ちゃんと我慢するんだ」
蜜壺の入り口を撫でられ、ユーリは声にならない悲鳴を上げる
シーツを掴み、必死に声を殺すユーリの姿にシヴァはまたしても興奮していた
しかしユーリはそんな事気づく様子も無く、与えられる刺激に酔いしれていた
くちゃくちゃと卑猥な水音が部屋に響く
撫で回されてるだけだというのにユーリはより体を熱くしていた
「ユーリの中は熱いな」
「……っ!!」
指が挿入され、ユーリはビクンと体を震わせる