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僕は女の子になりたい【R18】

第2章 魔女の逃亡



「シヴァ様っ…そんな…私っ…」


反対の手で頬を撫でられると胸が高鳴った

もっと、全身を触って欲しいと感じてしまい、足を擦り付けるようにもじもじとさせてしまう


「ユーリ…」

「ごめんなさい…シヴァ様っ、私…我慢できな…」


またしても自ら吸い付くように指を舐める

そんなユーリを見てシヴァは一瞬目を見開いたが、直ぐに口角を上げる


「ずいぶん可愛いな、ユーリ」

「んんっ…」

「そんなに潤んだ瞳で俺を見上げて…早く抱いて欲しいって顔だ」


後半を耳元で囁かれゾクゾクしてしまう

恥ずかしかったが、早く抱いて欲しいというのも事実だ


指が抜かれると、唇が重ねられる

すぐに互いの唇は濡れ、舌が絡まった


…あぁ、シヴァ様、好き…大好きです


ユーリはうっとりしながらキスを受け入れていた

やはり媚薬のようなキスは、すぐに頭を朦朧とさせる


「昼間は悪かったな」


わずかにシヴァが唇を離すと、二人の唇を銀糸が伝う


「…シヴァ様?」

「あんなに乱暴に抱いて。痛かっただろ」


シヴァの言葉にユーリは勢いよく首を横に振る


「謝らないでください。その…私…すっごく嬉しかったです」


自分で言ってて恥ずかしくなる

だが、シヴァが後悔してるのだとしたら嫌だった


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