第2章 魔女の逃亡
「んんっ…あっ…」
必死に声を抑える
ここは政務室のすぐ隣の部屋
昼休みをとる者が多い時間だが、いつ誰がやってくるかわからない
誰かに見つかり、シヴァの評価が下がったら嫌だ
ユーリは自分で自分の口を塞ぐ
耳に届く水音にユーリは耳も塞ぎたくなった
胸の飾りを舐められ、吸われる度に恥ずかしい音が部屋に響く
快感は耳からも襲ってくるのだ
「ユーリ…」
ズボンを脱がされ、足を開かれる
そこはぐしょぐしょに濡れていた
「悪いな、時間が無くて」
「シヴァ様…あっ、あぁっ!」
潤った蜜壺に熱くて堅いモノがねじ込まれる
ならしていないソコはとてもきつく、昨夜同様に中から圧される感覚だった
「くっ…やっぱきついな…」
「…っ!」
ゆっくりと抽送が始まる
じらすような動きだ
ユーリは何度も迫りくる快感の波に抗う
しかし、シヴァが動きを速めると、ユーリは何も考えられなくなっていた
我慢していた声が漏れ、部屋には甘い喘ぎ声と卑猥な水音、そして肌がぶつかり合う音が響く
そのどれもがユーリを、シヴァを狂わせた
まるで数年ぶりに再開した恋人のように、激しく互いを求めあう