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僕は女の子になりたい【R18】

第2章 魔女の逃亡



首から顔を離したシヴァに今度は唇を重ねられる

舌が絡まり、シヴァの息も熱を持っていることに気づく


シヴァ様も同じ気持ちなのかな…
僕のこと…少しでも好きでいてくれてるのかな…


期待は大きくふくらむ

脳裏に浮かぶのは昨夜のシヴァだった

普段はクールなくせに、執拗にユーリを求めたのだ

ユーリを何度も絶頂に誘い、快感に酔いしれるユーリを見て嬉しそうに小さく笑ったのだ

細身だが、たくましいと思っていた体はいつも以上に存在を感じさせ、自分が本当に女になってしまったのだと強く実感した

初めての事ばかりで昨夜は頭が追い付かなかったが、心の底では一晩だけの関係なんて嫌だ、足りないと感じていた


「んんっ…んっ…」


痺れるキスをもっと味わいたくてユーリはシヴァの首に腕を回す

そして促されるままソファに横にされると、濃厚なキスはより深さを増していく


このまま抱いて欲しい
でも、ここじゃ嫌だ


そんな葛藤が脳内を駆け巡るが、シヴァの唇が胸に触れた瞬間、考えは吹き飛んでいた


「ここ、固くなってんな」


胸の飾りを指で弾かれ、ユーリはビクっと身体を震わせる

シヴァの言うとおり、そこはいじってと主張するかのようにピンと固くなっていた

さらにちゅっとキスをされ、舌で転がされると思わず甘い声が出てしまう

熱く、ねっとりした舌に翻弄され、身体は熱くなるばかりだ


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