• テキストサイズ

僕は女の子になりたい【R18】

第7章 奇跡はすぐに



「はぁ…どうしちゃったんだろ…」


ユーリは一人になるとまたしてもため息を吐く

なんだか体力が落ちたような気がする

男の体に戻らないことで何か悪い影響があったのだろうか…


「でも…シヴァ様…朝から激しかった…」


ぽつりと呟いて顔を真っ赤にする

朝から抱かれたのは初めてだ

シーツはくしゃくしゃで、とても乱れている


「とにかく医務室に行かないと。シヴァ様に怒られそう…」


ユーリはまだだるい体を起こすとなんとかシャワーを浴びる




思ったより時間がかかってしまったが、着替えて医務室へ向かうと、年老いた医師、サボナが迎えてくれた


「おや、ユーリ。どうしたんじゃ」


サボナはめったに医務室へ来たことのないユーリを見て少し嬉しそうにする


「サボナ先生。今日…なんだか体がおかしくて」

「むっ。そういえばまだ午前中なのに女の姿じゃな」

「はい…。原因はわかんないんですけど、何か頭が痛くなってきて…それからお腹も…」


ユーリは医務室に入るなりベッドに倒れ込む

ここへ来るまでに体調が悪化した気がした

頭痛と腹痛、その他にも少し気持ち悪い…吐き気がするのだ


「何か変なものでも食べたか?とりあえず痛み止めを出そう。様子を見て……って、ユーリ!?」


サボナが驚いた声を上げる


/ 239ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp