• テキストサイズ

僕は女の子になりたい【R18】

第5章 結婚式の夜



図々しい考えであることはわかっている

それに、法律的にも許されないことだということも

だが、それでも夢見てしまうのだ

シヴァの隣に妻として立つ自分の姿を


ひととおり聞いてシヴァは優しく微笑む

と同時にユーリの両頬を包んでいた


「ご主人…様…」

「あぁ、名を呼ぶのを禁止にしたのは失敗だったな」

「シヴァ様…」


こっそり小さく呟く

そんなユーリにシヴァは苦笑した


「悩ませて悪かったな。だが、わかってくれ。俺もお前と同じ気持ちだ」

「…えっ」

「お前以外に誰かを妻にしようなどと考えられない。それはたとえ国王陛下の命令であっても背くと約束する。俺の一生はお前のものだ」

「シヴァ…様…」


嬉しくて涙が込み上げる


「泣くな。お前の笑顔が見たい」

「はい…はいっ」


ユーリは笑顔を見せる

幸せすぎて、ここ数日悩んでいたのが馬鹿みたいだ


「愛してる、ユーリ…」

「私も愛しています」


抱き合ってキスをする

深く、濃厚に…


「んぁぁっ…!!」

「どうした、望んでいたのだろ」


キスをされたままシヴァの指が滑り、ユーリの胸の飾りをぎゅっと摘まむ

突然の刺激にユーリは震えた


そして、まるでスイッチが入ったかのように喘ぎ出す


/ 239ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp