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僕は女の子になりたい【R18】

第5章 結婚式の夜



「どうした、ユーリ」


シヴァに耳元で囁かれ、ゾクっとしてしまう


「あ、あの…シヴァ様…ここは…」


ユーリは庭から目が離せずにいた

庭には人々が花を楽しめるよう、いくつものベンチが置かれている

しかし、そこを利用している人は花なんて見ていなかったのだ


「あぁん!気持ちいいわぁっ!」


そんな声が度々聞こえる

そう、裏庭にいたカップルはセックスを楽しんでいたのだ


固まったユーリの腰をシヴァが抱き寄せる


「言っただろ。ここは愛を誓う場所だと」

「そ…そんな…人前でこんな…」


かぁっとユーリは顔を赤らめる

人が交わっているところを見るのは初めてだった


「安心するといい。見せつけるのが趣味のような奴もいる。主にベンチでヤってるのがそうだな。だが、ひっそりと愛を誓い合う人も多い。奥の茂みがそうだ。俺たちは奥へ行こう」

「シヴァ様…」


腰を引かれるようにしてユーリは再び歩き出す

階段を下りて交わる人々の間を抜ける

目を反らしたいのに、気がつけばユーリは交わる人たちを見ていた

中には男二人と女一人という光景もあった

四つん這いになった女は上と下の口で男根を咥えている

信じられない光景に、ユーリは目を疑うのだった


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