第4章 もっとしよう
赤い液体を飲んでから、快感とは違う気持ち良さにユーリは包まれていた
まるで天国にいるかのような感覚にユーリは癒されたのだ
そして眠りについてからしばらくして
少し体力が回復した体は目を覚ます
一緒に寝ていると思っていたシヴァの姿が見つからず、不安になってその名を呼べばすぐにシヴァは姿を見せてユーリを安心させてくれた
そう、盛り上がった男根を携えて…
わずかに残っていた眠気は吹き飛び、シヴァを見上げる
「私に手伝わせてくれませんか?」
そう告げればシヴァはわずかに驚いたように目を見開く
そして首を横に振った
「シヴァ様…」
「媚薬の効果はどれくらいかわからんが、お前が気にする事ではない。気にしないで寝てくれ」
「そんな…」
ユーリだって媚薬の効果なんて知らない
だが、見ていればシヴァが辛そうにしていることぐらいわかった
冷静を保っているように見えるが、シヴァの息は熱を持ち、瞳は充血している
ガウンの下でドクドクと脈打っているのか、そこが震えていた
「シヴァ様に教えていただいたとおり、頑張りますから。私に口でご奉仕させてください」
そう言ってガウンの上から男根に触れると、シヴァは苦しそうに息を漏らした