第4章 もっとしよう
鏡に映った自分はお漏らしをしたかのように液体を吹き出し、シヴァの手を汚している
「い、いや…やぁぁぁ!!」
叫んでもそれは止まらず、鏡にかかって水で流れていった
絶頂のタイミングで溢れたそれに混乱しつつも、ユーリの体はビクンビクンと跳ねる
やっと収まったところでシヴァが呟く
「やはり潮を拭いたか…」
「し、潮…?」
「気持ち良かった証拠だ。この香によって一層興奮したんだろう」
潮を吹くなんて意味がわからなかった
肩で息をしながら、そんなことレイラに聞いていないと考える
しかし、すぐにユーリは涙を浮かべた
「ユーリ?」
「み…見ないでください…」
「何故だ」
「恥ずかしい…です…しかもシヴァ様の手を汚してしまって…」
「汚れではない。言っただろ、お前が気持ちいいと感じた証拠だ。俺が達したのに気付かない程良かったんだろ?」
にやりと笑われ、ユーリは目を見開く
ぬちゃっと男根が抜かれると同時に白濁した液体がこぽこぽと溢れ、お湯に落ちて溶けていった
「わ…私…!?」
シヴァの言うとおり、一人で気持ちよくなってシヴァが達していた事に全く気づいていなかったのだ
ユーリは耳まで真っ赤にすると今度こそ泣き出していた