第4章 もっとしよう
鍛えられた体は筋肉が隆起し、腰を掴んでいる手の指はユーリに食い込んでいた
ずるい…ずるいですシヴァ様っ…
そんなに必死に私を求めてくれるなんて…
ユーリは鏡に映るシヴァから目が離せなかった
ただでさえ気持ちいいのに、こんな情熱的な光景を見せられたらすぐに達してしまいそうだ
でも…ダメ…そんな簡単にイっちゃ…!!
もっとシヴァを見ていたかった
もっともっと、自分を求めて獣のように腰を振るシヴァを眺めていたい
そのためには自分が達してしまってはダメだ
「っ…はぁっ…あんっ…!やぁっ…!!」
シヴァはユーリの気持ちいいところを熟知していた
そして何度もイかされてる
そんな中で我慢をするなんて無謀だ
だけれども…
ユーリが鏡の中のシヴァを見つめていると視線がぶつかる
「随分と余裕だなユーリ」
にやりとシヴァが笑った
見つめていたのを見られ、ユーリは急に恥ずかしくなる
「鏡が気に入ったようだな」
「あぁっ!そ、そんな…!!」
そんな事はないと否定しようとしたが、蜜壺がぎゅっと男根を締め付けたことにより、シヴァはユーリの答えをちゃんと理解した
「鏡なら政務室の隣の控え室にもあるだろう」
「そ…それは…」
鏡の中のシヴァに見つめられ、ドクンと心臓が高鳴る
その間も激しく突き上げられたままだ