第4章 もっとしよう
「あっ!あぁっ!!」
シヴァの抽送が勢いを増し、お湯が激しく波打つ
それと同時に勢いよくお湯が溢れ、ばしゃばしゃと音を立てて水かさを減らした
「くっ…やはり水の抵抗があると動きにくいな」
シヴァはユーリの腰を掴んで立ち上がると、再び激しく腰を打ち付ける
ユーリは立っていられず、前屈みになると浴槽の縁に手を付いてお尻を突き出した状態になっていた
男根を抜いて欲しいとお願いしたかったはずだが、ユーリは迫りくる快感に耐えるのでいっぱいいっぱいだった
ぎゅっとつぶっていた瞳をうっすら開けると、目の前に大きな鏡がある事に気づく
普通なら雲っているであろう鏡は、わずかに上から流れている水のおかげではっきり見えるようになっていた
水を流しているのもこの店のサービスなのだろう
交わるところをたっぷり見られるようにと…
「あっ…ああんっ!!」
鏡に映る自分は目が虚ろで、口を開けたまま喘ぐ、なんともだらしなく、淫らだった
シヴァの突き上げが激しいため、胸も大きく揺れていた
鏡に映るシヴァはユーリの腰を掴み、何度も何度も腰を振っている
これこそ卑猥だとユーリは思った
気持ち良さそうに、それでも激しく腰を振るシヴァの色気は官能的で支配されそうだ