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僕は女の子になりたい【R18】

第1章 魔女の禁忌魔法



「まぁいいわ。思っていたより胸が大きくてびっくりしたけど、おそらく持ってきた服でどうにかなると思うわ」


そう言ってレイラは持ってきた鞄をあさる


「レイラ…。僕が女の子になって…気持ち悪くないの?」

「なんでよ?もともとユーリは女の子みたいなもんじゃない。それが曖昧な認識から確信に変わっただけよ」

「意味わかんない。…っていうか、レイラ…その服」


ユーリは驚いて目を見開く

目の前に用意されているのは女の子用の服ばかりだ


「私、ずっとやってみたかったのよ。どうやら合う下着は無さそうだから、今は布を巻きましょう」


そう言ってユーリはあっという間にレイラによって胸を固定され、ワンピースドレスを着せられていた

鏡に写る自分はスカートがとっても似合っていた

そんな自分を見て、またしても項垂れる


「レイラ…こんな格好、シヴァ様が怒るに決まってるよ」

「そう?今日たった一日でしょ?許してくれるわよ」


ユーリは眉間にシワを寄せていたシヴァを思い出す

シヴァはあまり女性と一緒にいるところを見ない

無愛想な対応のため、女性が嫌いなんだとユーリは思っていた


「髪も結いましょうね」

「べ、別にいいよ」

「簡単にまとめるだけだから、やらせてよね」


レイラはご機嫌になりならがら櫛を手にしていた


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