第3章 デートをしよう
先っぽにちゅっとキスをして、再び舌を這わせる
きちんと亀頭の溝も舐めると、今度は男根全体を舐める
シヴァにじっと見下ろされ恥ずかしくなったが、もっと見ていて欲しかった
「シヴァ…さまぁ…」
「その調子だ。しっかり舐めろ」
「はい…んっ…」
キスをするときに舌を絡ませるように、ユーリは必死にむさぼった
舐めれば舐めるほどユーリの唾液が男根を濡らし、テラテラと輝く
誰もいない自分たちだけの空間
おそらく愛し合う者たちが利用する場所なのだろう
甘い匂いがより一層強くなった気がしてクラクラする
「あぁ…いいぞ、ユーリ」
「気持ち良い…ですか?」
「もちろんだ」
必死ながらもたどたどしい
そんなユーリが可愛くてシヴァは微笑む
「ユーリ。次は咥えてみろ」
「はい…」
言われたとおり口をあけ、ぱくっと咥える
大きくて苦しかったが、必死に咥えたまま舌を動かした
奥限界までしゃぶり、吸い上げ、舐める
「んっ…んんっ…」
右手でしっかり掴んでしごき、頭を必死に動かしてしゃぶる
頑張れば頑張るほど口の中でソレは大きくなっていった
もう咥えていられない
ユーリが限界を感じた頃
コンコン――
不意にドアをノックする音が響く