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【FF7 ヴィンセント BL】Halloween Night

第3章 trick or treat


そのまま二十秒ほどを待つと、ヴィンセントが言った。
「もう出していいが…力を入れて、一気に出せ。でないと腹の中に湯が残る」
漏らすのは恥ずかしいが、自分で出すというのも恥ずかしい。
それを見られるのは尚のこと。
「………ここで、」
小さく問うと、当然のように頷かれた。
「……ご、主人様、」
「見ている」
更に問うと、当然のように返された。
リオは息を詰め、目を閉じて、息を吐いた。
壁に手を付いて尻を突き出し、そっと振り向いてヴィンセントを窺うと、真っ直ぐにこちらを見て頷いた。
「ご…ご主人様…、見てて…ください」
「ああ」
自発的に言ってしまって、背徳感にぞくりとした。
「っあ、ご、主人様、あ、あああっ…」
排泄をする時のように腹に力を入れると、尻から勢いよくぬるま湯が噴き出した。
「ふっあ、あ…んっ、んんっ」
嬌声が漏れたが、もうそんなに気にならなかった。

「ご主人様、あ、」
辺りに甘い香りが漂っている。
ヴィンセントはリオの頭を撫で、息を吐いた。
「もう一度だ」
「は、い…」
発情のフェロモンを全開にした少年は、三度目の体勢を取った。
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