第11章 新メンバーは可愛い子がいい。
銀「おい、ひじかたぁ。」
土方「なんだよ、万事屋。」
銀「あんな女、女中に雇うって…お前狙ってるだろ。」
土方「ふざけんなっ!!!俺はそう言う意味で雇ってんじゃねぇよっ!……って言うかお前なんでここにいるんだよ!?」
よくぞ言ってくれました、土方さん。
銀さんは何事も無かったように土方さんの部屋へといた。なぜか私もここにいる。
銀「あんな、やつ…く、くっそ!可愛いじゃねぇか!」
銀さんは顔を真っ赤にしてうつむいた。
…は?
『ぎ、銀さん…?』
私は信じたくない。
いや、絶対に違う。
私は確認のために銀さんに聞いた。
『べ、別に、優香里さんに一目惚れしたとかそんなんじゃないよね?』
すると…
カァァァァァァァア!!
…え?
銀さんの顔が真っ赤になる。
銀「う、うるせっ!俺は優香里の事がっ…」
コンコン…
優香里「失礼します、土方さん、歩美さん、お茶を持って参りました。」
銀「!!!」
『…』
土方「おぅ、入れ。」
すっ、と優香里は扉を開けて入って来た。
やばい、ここには銀さんがいる!
銀さんの事だからもうアタックするに違いないっ
優香里が危ないっ…!
優香里「…銀時さん。まだいらしんたんですか。」
銀「…おう。別に、大串くんに会いに来ただけだし。」
土方「…、き、気持ちわりぃな!!!」
…お、おかしい。
銀さんは土方さんに会いにきた訳じゃないはず。
って言うかここにいる理由は優香里さんのはず。
…も、もしかして…
がち恋すると…デレデレしなくなるタイプなの!?
私は、優香里さんが出してくれはお茶を飲みながら、銀さんを見る。
さっきまでの真っ赤な顔もいつもの顔に元通りになっている。
優香里「銀時さんの分のお茶、持って参ります。」
銀「わりぃな。」
そして、優香里さんは去っていく。
すると…
銀「やっば、近い!近い!めっちゃ可愛い!やべぇ、ドキドキしたぁぁぁぁあ」
次は顔を真っ青にして銀さんは胸を抑えた。
土方さんも私もあんぜんとしていた。
そこに…
沖田「おい、華時。」