第11章 新メンバーは可愛い子がいい。
土方「えー西条優香里。今日から真選組の女中だ。」
優香里「よろしくお願いします。」
西条優香里さん。
それが今回、新しく入った女中さんである。
それはそれは美人!!
めっちゃ綺麗!!そして、ぼん、きゅっ、ぼん!!
ちょ、戦士のみんな、目がハートになってるよぉ!?
「や、やべぇ、ガチだ…。」
「めっちゃ綺麗。」
「歩美さんと違って可愛いより綺麗だよな。」
『誰がぺちゃぱいだっ!!!』
「な、何も言ってませんよぉぉおおおお」
それにしても、美人さんだな…。
しかし、全く笑顔がない。ずっと真顔。
ま、まぁ緊張してるからね。
紹介が終わりみんなが西条さんをちらちら見る。
私はとっさに話かけた。
『西条さんっ、私華時歩美って言います。よろしくお願いします!』
なるべく笑顔で話かけた。
すると、西条さんは…
優香里「よろしく。」
…ん?
めっちゃ無愛想……?
き、気のせいだよね!緊張してるんだよね!
『緊張するけど、頑張って下さい!』
優香里「別に緊張してません。」
『……あ、さ、西条さんのご飯楽しみにしてます!』
優香里「そりゃどうも。」
は、話が続かないぃぃいいいい
美人でスタイル抜群、だけど笑顔にならない西条優香里さん。
優香里「それと。」
『は、はいっ』
西条さんから話かけてもらえた、よしっと思った私は馬鹿で、西条さんは
優香里「話かけないで下さる?面倒なので。」
『……ん?』
優香里「私、面倒は嫌なので。」
そう言って高安さんのところに真顔で向かった。
沖田「結構冷淡でさぁ。」
『お、沖田隊長っ…』
沖田隊長は高安さんと真顔で話している(高安さんは相変わらず笑顔)西条さんを見て、目を細めた。
沖田「華時より、スタイルはいい。」
『ぐはっ!?』
沖田「しっかし、あいつは苦手でさぁ。」
『……』
沖田「まぁ、俺は華時という玩具がいやすからね。」
『なんか、私玩具になってますよ。』
沖田「まぁ、せいぜい嫌われながらも頑張りな。」
沖田隊長は私のそばを離れて自室へもどった。
『嫌われてなんかいませんよ!』
『…多分。』