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いいから早く付き合いなさい。【銀魂】【沖田総悟】

第9章 ハッピーハロウィン🎃【番外編】


『土方さんっ!』

土方「あ?」

夜 食堂で私達は夕飯を食べている。
私は今日は土方さんと相席させてもらった。

土方さんとの相席はちょー人気!
隊士達が好かれようと好かれようと!
(たまに熱心な人もいてどうやったら剣術は強くなるとかアドバイスをもらいに相席してる人もいる。)

私も土方さんとの相席はこれで5回目ぐらいしかない!

『今日は何の日か、分かりますか?』

土方「知らねぇな。洋風のイベントなんて。」

いや、知ってるじゃん。

『ハロウィンですよ!』

土方「知らねぇな。お菓子を交換し合う行事なんて。」

『絶対知ってるぅぅぅううううう』

土方さんは唐揚げ丼にマヨネーズをどばどばとかけている。うわ…なんかすごいな……。

それをかきこむ土方さんを見て、私も唐揚げ丼を食べながら土方さんに喋りかける。

『トリック オア トリート!』

土方「無理。」

『…あ、意味知ってるんだ。』

土方さんはもう丼皿を空にして水を飲んだ。
……え、はや。
私の丼皿を見る。
まだ半分以上残っている。

土方「ご馳走さん。」

土方さんは席を立った。

『ちょ、ちょっと!まだ、話は終わってないですよ!?ってかトリック オア トリートぉぉぉお!』

私の叫びなど何も知らなかったのように去っていく土方さん。私はひとり残された。

周りの隊士達が、

「あれ、華時さん土方さんにフラれた系?」
「まじー?流石にきつ。」
「土方さん理想高いもんなー。」

ひそひそと話しているのが聴こえる。

『聞こえてんぞ?お前ら。』

私は振り返って隊士達を睨んだ。

「ひぃっ!」

『フラれてねぇしっ!!!!!!!!!!』

「うわぁあぁぁあぁぁぁあ!!!!」










土方「…ん?叫び声が聞こえたような………気のせいか。」
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