第1章 いちいちギリギリの所で助けにくる人。
今日はどんなお仕事だろう、最後のサンドイッチを加えてボードを見る。
一番隊…華時歩美…と…。
沖田総悟・華時歩美見廻り
えええええええええええ
『ハァ…しかもよりによって沖田隊長と…』
絶対サボるじゃん…。
「俺とで悪かったな」
背後には沖田隊長がいた。
『しっかりしてくれたら嬉しいんですけどね。』
私は沖田隊長をジロッと見てから、自室に戻った。
沖田「……」
沖田「はいるぜィ、華時」
『?どうぞ?』
沖田隊長が私の近くによる。
『…なんですか?』
沖田「なんですか?じゃねェ、ほら行くぞ。」
『えっ、どこに!?』
沖田隊長は私の腕を引っ張る。
沖田「どこって…見廻りだろ?」
『え、見廻り…あ、え、えええええええええええ』
あり得ない!沖田隊長が私と一緒にちゃんと見廻り行くなんて!
『あ、雨でも降るんですか!?』
沖田「うるせェ、、しょうが焼きにすんぞこのクソ豚。」
『私、しょうが焼き好きですから大丈…じゃなーいっ!なんで私がしょうが焼きなるんですかっ!てか、そもそも豚じゃなーいっ!』
沖田「あーブヒブヒうるせェ。」
『DAKARA、豚じゃなーいっ!耳鼻科行ってこい!このクソドS隊長!』
沖田「誰がクソドSイケメン美少年天才隊長でィ。」
『ほんとに耳鼻科行ってこいっ!!』
私が上着を来て、部屋を出る。
『ほら、行きますよ、隊長。』
沖田「ん。」
沖田隊長は私より一歩後ろで無言でついてくる。
廊下で土方さんと会った。
土方「どこに行くんだ、華時、総悟。」
『見廻りですよ。』
土方「な…総悟もか!?」
沖田「当たり前ですぜィ、俺をなんと思ってるんでィ。」
ポロっと煙草を落として、土方さんは固まった。
『そ、それじゃあ、行ってきます。』
土方「明日は雨か。」
沖田「しね土方」
私達は外に出る。
まだ、朝で、太陽が気持ちいい。
『よしっ、頑張ろう!』
もうすぐで冬。
でもそれを感じさせない位、ポカポカお天気だった。
沖田「この天気じゃ、眠くなるぜィ」
『沖田隊長っ!ちゃんと見廻りしましょうっ!』
沖田「へいへい。」