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いいから早く付き合いなさい。【銀魂】【沖田総悟】

第3章 惚れた人。2【ミツバ篇part2】


土方side

俺の体はもうボロボロで、
そこら辺からも赤い液体がじわじわと出ていく。

痛みをこえる痛みで。

もう死ぬんじゃないかと思えるぐらい。

だけど、行かないといけない。

アイツが幸せになれるために。




土方「俺は惚れた女にゃ、幸せになってもらいたいだけだ。」

俺と結ばれたって
俺がいつ死ぬかなんてわからない。

そんな仕事についているからな。

それでアイツをひとりにさせたくなんかねぇ。

普通に

普通に

普通に生きてほしいんだ。


俺なんかより、一生よりそってあげれるヤツのほうが。

アイツはぜってぇ幸せにになれるから。



「流石、侍だ。ただ…」

『待ったぁぁぁぁぁぁぁあ!』

いつもの声が聞こえた。

「なっ…誰だ!?」

そいつは俺の前に立った。

小柄なくせに。
でっかい刀持って。

お前、剣術はそこそこだろ。

でも、知ってるぜ。

いつもお前は努力をしてる事ぐらい。

小柄な背中がいつもより頼もしくみえた。

そいつは刀を構えながら俺の前で叫んだ。




『真撰組一番隊副隊長華時歩美!!!!』

土方「…華時」

『あーもうっ!こうなるんだったら刀磨いとけば良かったぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!』

華時は刀を構える。

『土方さんっ!はやくっ!たって!』

華時はひとりひとり華麗に斬っていく。

ったく…いつまでもガキだ。


でも、

今日の華時は生き生きしていた。





「これでおしまいだっ!」

『うわっぁ!!!』

土方「なっ!華時!!!」

華時の刀が割れる。
やばい…どうする………。

「はっはっ、真撰組とはいえ、しょせん女。ここで死ね!」

バァァァァァアンッ!!

「ぐ…はっ!?ど、ど…して……」

そこには拳銃を構えた華時がいた。
そうか!コイツっ!

『なめてんの?ここからが本番だけど?』

華時は拳銃を慣れたようにくるくる回す。

『私をなめてたら……うつよ?』


バァァァァァアンッ!!バァァァァァアンッ!!バァァァァァアンッ!!

次々とうっていく。

そこに近藤さんと総悟とザキの姿も。
真撰組が来た。

土方「お前ら…!」

『ほら、土方さんも油断しないでっ!』
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