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いいから早く付き合いなさい。【銀魂】【沖田総悟】

第2章 惚れた人。【ミツバ篇】


そこには信じられない光景があった。

にこやかなゴリ…近藤さんと、
あの写真の女の人と……

顔を赤くしてる沖田隊長!?

な、な、な、な、なぁぁぁぁあ!?

沖田隊長が笑顔で正座もしてて…えっ!?

沖田「姉上、ここまでお疲れたでしょう。」

??「いえいえ、そーちゃん…あれ?この子は?」

女の人は私を見る。
ん?姉上……?

沖田「あーそれはメス豚でさァ、」

『は!?ちょ、違います!華時歩美ですぅぅうう!』

沖田「あんなヤツはほっときやしょう、姉上。」

姉上?「でも、とても可愛らしい子ね。こんにちは、私は総悟の姉のミツバです。」

『あ、あ、姉ー!?』

確かにめちゃめちゃ似てる。

どちらとも美形だし、綺麗な栗色の髪。
笑うとちょっときゅんってくる仕草だって一緒。

っ言うかじゃあ、あの写真は沖田隊長のお姉さんだったってことぉぉぉぉおおお!?

大きな勘違いっ!

ミツバ「よろしくお願いします。いつも、そーちゃんがお世話になっております。」

ミツバさんは私に深々とお辞儀をする。
え、上品。

『い、いえっ!私の方こそ沖田隊長にご、ご迷惑をおかけしてっ……』

私がテンパる。

ほんとに美人なお方だなぁ。

ミツバ「歩美さん…だっけ?」

『あ、はい!華時歩美です!』

ミツバ「可愛らしい名前ね。」

『そうですか…?ミツバさんの方こそお美人でいらっしゃって…』

ミツバ「いやぁね、お世話が上手いこと。」

なんか、私達盛り上がってるぅぅぅううう!?
でも、美人!
結婚したいっ!
可愛い!!!!!!!

沖田「…姉上。」

ちょっと低い沖田隊長の声が聞こえる。

ミツバ「…?どうしたの、そーちゃん。」

沖田「姉上…華時なんかと喋ってないで、早く行きやしょう。」

ミツバ「あ、えぇ、そうね。それじゃぁね、歩美さん。」

『はい、またお会いできたらお喋りしましょう。』

そうして、沖田隊長とミツバさんは去っていった。
それにしても美人だったなぁ。

いや、あれ絶対真選組の中で誰かミツバさんの事好きでしょ(笑)

あんなん好きにならないほうがおかしいでしょ(笑)

私と全然違う可愛さ。
私ははぁとため息をつくと刀をとりに行った。
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