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猫と梟と私のお話【HQ R18】

第1章 始まりは突然に




ルンルンして自分の持ち場へと戻って行ったマネさんは、きっとクロに声掛けるんだろうな……なんて思いながら、手元に溜まったお皿の片付けを急いだ。


結局1人手間どってしまい、終わったのは入浴時間も終わるギリギリだった。

手早く準備をして、多少ゆっくり湯船へつかれる時間は確保出来た。


「アレ……?」


脱衣場で体を拭き、着替えを……と思っていたのだが、どこを探しても下着が見当たらない。

よくよく思い返してみると、下着を持った記憶もない。


しばらく考えるが、ゆっくり考える時間もなく部屋までは下着を付けずに戻ることにした。



その選択が間違っていると後悔するのは、もう少しあとのこと。


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