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猫と梟と私のお話【HQ R18】

第1章 始まりは突然に




「……どうすればいいの……?」



誰かの返事を待つ訳でもなく、ただ、言葉にしなくては自分がおかしくなるような気がした。



とりあえず自分の布団へ戻り、眠ろうと努力するが中々眠れず、布団へ潜れば鼻腔に広がるクロの香りに私の眠気はどんどんと遠ざかってしまう。


結局、その夜は一睡も出来ず白んできた空を確認し布団から起き上がった。


さすがにこんなに早く起きてくる人はおらず、起こさないように静かに部屋を後にした。

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