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猫と梟と私のお話【HQ R18】

第1章 始まりは突然に




「から木兎の匂いした時、アイツをぶっ飛ばしたいと思った。まぁ俺にそんな資格ないんだけどよ……アイツとやってることなんて変わんねぇし……」


ケッと乾いた笑いが続く。


「でもさ……なんつーか、俺…………」



ボリボリと頭を掻くクロ。
動く度に、ほんのり香るのは、あのマネさんの香り……。




「お前のこと、好きだったみたい」
「…………は?」




思ってもいない言葉に、なんとも情けない声が出た。


振り返れば、どういう顔をしていいのかと困っているクロ。
言ってる意味が、本当に分からない。

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