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猫と梟と私のお話【HQ R18】
第1章 始まりは突然に
私はそのまま部屋に戻ろうと思った。
到底眠れるとは思えなかったが、クロと一緒の空間には居たくないと思った。
扉に手をかけた時、クロに後ろから抱きしめられた。
「離して……」
「ムリ……」
「私、も……眠いから……」
「嘘つけ……」
「クロと……居たくな「責任くらい取らせろ」」
「ぇ?」
クロの言葉の意味が分からなかった。
責任?
なんの?
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